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ASK

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子供椅子「ASK」。
工芸都市高岡2011クラフトコンペにおいて、入選いたしました。


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伝統的なスタッキングチェアーの構造の均整美と、タモ材の"しなり"が表す自然な曲線美により、軽妙さと愛嬌を感じさせてくれます。

家具の名称「ASK(アスク)」はスウェーデン語の樹種名からとったもので、英語のash(アッシュ)に当たり、日本のタモやトネリコのなかまの木。粘りがある事で定評のある木材で、割れにくいために野球のバットの素材としても利用されています。

ちなみに英語の「ask(尋ねる)」にも掛けています。
子供は旺盛な好奇心で色々尋ねるのが本分ですから。


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入選作品は「工芸都市高岡クラフト展」に参加させていただきます。

会期 2011.12.30(fri)-2012.01.15(sun)
会場 大和高岡店 6F催事場
    (富山県高岡市御旅屋町101 tel:0766-27-1111)
by tass-blog | 2011-11-30 18:19 | 家具 | Comments(0)

今日から 「クリスマスに工芸を灯して」

ヒナタノオトで本日から始まる 「クリスマスに工芸を灯して」 への出展者の様子がヒナタノオト工芸帖にアップされています。

か、買いに行きたい。
by tass-blog | 2011-11-25 06:20 | tass | Comments(0)

秋が濃くなる11月、友人知人から展覧会のご案内が届きました。
東京、静岡、京都、各地ありますが、会期の早い順にお知らせします。

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小松 研治 作品展 「続々 愚者の楽園」
 2011.11.15(火)-11.21(月)
 10:30-19:00 (最終日は16:00)
 田中八重洲画廊
  東京都中央区八重洲1-5-15 田中八重洲ビル  
  03-3273-6208
 
ぼくの恩師中の恩師。富山大学芸術文化大学教授で、ぼくを家具指物の道に導いた先生。スウェーデンへもいざなっていただきましたし、木工人としても生涯の師。


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望月 通陽 展 -ブロンズ・鋳造グラス・銅版画・型染-
 2011.11.18(金)-11.27(日)
 11:00-19:00
 ギャラリー佐野
  静岡市葵区柚木町8-1 ゆずの木ビル1F
  054-652-3210

ぼくのスウェーデンの恩師の一人であり、家具指物師・象嵌師のレイフ・ブールマンさんが、自身の象嵌と望月さんの型染に共通項を見出して共同制作を希望され、来日した際に通訳としてお手伝いさせていただいたのが始まり。この度は地元での展覧会なので楽しみです。


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「小さな贈り物展’11 -ouchi de picnic-」
 2011.11.19(土)-11.27(日)
 12:00-19:00 (最終日は18:00)
 キャンドルギャラリー+café koko kaltio.  富士市厚原1191-1
  0545-72-2857

幾度か展覧会でご一緒させていただいた染織作家 sun and snow さん。母校カペラゴーデンの後輩でもあります。主にハンドプリントの作品制作をされています。
ろうそく作家の鈴木さんが経営されているギャラリーで開かれる、染、ガラス、木工、ろうそくの各作品が参加する企画展。


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川嶋 久美 《たまてばこ堂》
 2011.11.19-12.28
 オープニングレセプション 11.19 17:00-
 HRD FINE ART エイチアールディー・ファインアート
  京都市上京区上御霊竪町494-1
  075-414-3633

訪問を切望し続けている、京都のウィンドウギャラリーにおける展示プロジェクト。 
高校の同級生、原田明和さんが経営するアート・コンサルティング・オフィスの一画で、古民家を改築した空間。


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atelier ukiroosh 竹中悠記 ガラス展
 2011.11.23(水)-11.29(火)
 10:00-20:00
 伊勢丹新宿店本館5階 和食器/ベル エクラン
  東京都新宿区新宿3-14-1
  03-3352-1111

こちらもお伺いしたいと願っている鳥取市在住のガラス作家。ガラスという素材を共にしてご夫婦でそれぞれの活動をされています。2010年の「工房からの風」でご一緒して以来、お付き合いさせていただいています。遠い国の宝物のようなガラスです。


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日比野 ノゾミ 展 夢うつつの森
 2011.11.24(木)-11.29(火)
 12:00-19:00 (最終日は17:00)
 ギャラリー濱村
  静岡市葵区両替町2-3-1
  090-3258-1599

地元静岡の陶芸家。
tass同様、展覧会活動の盛んな一年です。今回の作品はこれまで拝見してきたものと一味違った雰囲気が感じられます。
by tass-blog | 2011-11-19 05:26 | 日々 | Comments(0)

ヒナタノオト 「クリスマスに工芸を灯して」

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今日から日本橋小舟町にある (2011年2月に移転しました) ギャラリー・ショップ、 ヒナタノオト で開かれる
「クリスマスに工芸を灯して」 に tass textile ・ 遠藤博子 も参加させていただきます。


2011/11/25(金)~ 12/25(日) 木曜休み
12:00~19:00(土日祝18:00まで)

[ 陶磁器 ] decco ・ 長谷川風子
[ ガラス ] 加護 園 ・ sun’oco
[ 布 ] 阿形さおり ・ アトリエか猫 ・ 遠藤博子 ・ 武井春香 ・ 舞良雅子
[ 木 ] 臼井仁美 ・ 高橋朝子 ・ 中矢嘉貴 
[ 革 ] atat ・ Ohama
[ アクセサリー ] 佐々木ひとみ ・ 野田桃子
[ 時計 ] 大護慎太郎 

ほか、常設作家作品
期間中クリスマス三角クジあります。

土日・窓辺カフェオープン


日々制作にあけくれてます。
by tass-blog | 2011-11-18 06:08 | tass | Comments(0)

木箱

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脇田美術館で開催中の「木のデザイン」公募展2011に同じく入選して展示されている「木箱」は、机宏典さんデザインの収納家具です。箱としてだけでなく、積み木のように立てて重ねて自在に収納スペースを構成することができます。
カラマツの針葉樹然とした明瞭な木目とラワン合板のマットな赤褐色のコントラスト、それを真鍮ネジで締めくくっています。

机さんはスウェーデンに拠点に活躍するデザイナー。
ぼくらがスウェーデンにいた当時からお世話になっている方で、ぼくの敬愛するデザイナーの一人です。
机さんの作品はいつも知性とユーモアを醸し、素直すぎず、シニカルすぎず、それは正にその人柄と同様で、粋なのです。

この度、光栄ながらこの出展作品「木箱」の制作を担当させていただきました。
またご一緒できることを願っています。
by tass-blog | 2011-11-10 21:01 | 家具 | Comments(0)

öland

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軽井沢の脇田美術館で開催されている「木のデザイン」公募展2011に参加させていただいているベンチöland(エーランド)は、板材のみで構成される座家具である。

牧歌的な朴訥さと木材の素材感を強調しながら、簡素で明快な造形表現と控えめな寸法により中庸な存在感を示し、公共空間、一般住居を問わず、様々な空間に調和することが期待される。

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この構造の基礎は、欧州で原始的かつ民衆的な家具に見られるものである。
その例によれば、座板及び幕板は各々脚部に対して外面から木釘で打ち付けてあるだけなのだが、殊に幕板については湿度環境の変化による伸縮に対応しきれず割れなどの問題を生じる恐れがあるので、対策として蟻溝(アリミゾ:台形の溝)によって、接着剤を用いずに脚部と接合している。

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座と脚の部材は伸縮方向が同じであるため、問題を生じにくいこともこの構造の特徴である。
また、接合の仕組みを外面に露出することを避け、板の木目表現を妨げる要素を排除している。

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写真の作品はハルニレを使用したものであるが、出展作品はカラマツを使用している。
長野県産カラマツの有効利用の提案がテーマとなっていることが発端なのだが、より通直で明瞭な木目を持ったカラマツはこの家具に適合した素材と言える。
座板及び幕板の各面の中心線に板目の中心を合致させ、座部全体が一本の角材であるかのように木目表現するのが相応しい。

カラマツの潔さや軽快感と家具の簡素で明快な造形が相互引きたてあうことができるのではないかと思う。
by tass-blog | 2011-11-06 01:55 | 家具 | Comments(0)