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フンザ


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写真整理をしていたら休みが必要な気がしてきて、
無性に何もしない旅に行きたい。


by tass-blog | 2010-06-30 19:49 | | Comments(0)

Klapphus


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スウェーデンの南東部に佇む古都カルマルに、同国で唯一現存するklapphus(クラップヒュース)がある。
1857年建造の木造建築は、桟橋をたよりにしてその赤褐色の身を紺碧のバルト海にさらしている。


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klappは「軽く叩くこと」、husは「家」。洗濯物を濯ぎ、木の板で叩く。この建物はすなわち、公共の洗濯小屋である。特にマットなどの大物の洗濯には重宝するに違いない。
パン、パンという音を想像してみると同時に、かつては女性たちの社交場だったのではないかと思いを巡らせてみる。

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ある機能に特化した道具が、しばしばそれ自体美しいのと同様に、特殊な機能を持った建造物もまた、独特の存在感がある。

ちなみに、市役所でカギを借りれば今でも使用できるらしい。


by tass-blog | 2010-06-28 08:16 | | Comments(0)

キッチンマット


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裂織り+平織、ボーダーの織りサンプルでもあるキッチンマットが洗い上がったので、
試し敷き。


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長年の課題だった多くの方からのご要望、
「価格を抑えて、でも柄は欲しい。」
という手織物の構造上、かな~り難しい問題を解決する糸口になりますように--!

仕事量をできるかぎり減らしても、大らかで楽しげ。それなのにキッチン周りの汚れは目立たない。という最初の目標をクリアできたような気がして嬉しい。



by tass-blog | 2010-06-25 18:01 | テキスタイル | Comments(0)

二枚枘と鏡板


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- 食器棚の一部

幅の広い部材の枘(ほぞ)は二枚が好ましい。
枘穴側の部材の中央部の繊維が分断されないので、強度が保たれる。また、接着面積も増え、一枚である場合に比べてねじれに対しても力強い。
鏡板(框組の枠内にはめる板)はひと足先に塗装をしておく。木口(木材の繊維を直角に切断する面)側の中心線付近以外は框と接着をしないことで、湿度変化による木材の伸縮に伴って自由に動けるようにしてあげる。


by tass-blog | 2010-06-24 08:54 | 家具 | Comments(0)

原田君


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スウェーデンの知人友人宅にお邪魔すると、家具やテキスタイル製品の種類と数の豊富さにしばしば驚かされたものだったが、同様なことはアート作品についても言えることだった。壁に絵を掛け、窓際やサイドボードの上に立体造形を置くことは、ラグやフロアランプを配置することと同一線上にある行為のように思われた。

アートディレクターの原田明和君とは高校3年間同じクラスだった。
当時ぼくを大きく感化してくれた友人たちの一人だったが、卒業後、その関係は深化した。
富山にもスウェーデンにも静岡にも遊びに来てくれ、その都度お互いの位置と視線の先にあるものについて話し合ってきた。

日本人を欧米人と比較すると、自分の家を建てることにこだわりを持つひとが多い割にはインテリアやアートよりはむしろ身につけるものと車にお金をかける傾向がある、というような印象を、彼と僕はそれぞれの海外経験を通して共通に実感していた。
その要因の一つが、恐らくは伝統的な生活文化にあるのではないかという考察も、その上で、日本ならではのありかたも模索できるのではないかという視点も共感している。

ヨーロッパのアートフェアに参加すると、その層の厚さを体感する、と彼は言う。
人々が各々の生活に合わせて、アートを購入し自宅に飾ることを楽しんでいるのではないだろうか。

原田君は現在京都を拠点としてアートコンサルティングオフィスHRD FINE ART を主宰し、精力的に活動している。築80年以上という古い京町家に住み、その自宅の一部を改装して現代アートのウィンドウギャラリーとして始動もした。
住まいの中のアートの提案についても関心を傾けている彼は、積極的にインテリアとの連携の可能性も見据えているようだ。

HRD FINE ART のHP  http://www.hrdfineart.com/    
tassについて触れているブログの記事


by tass-blog | 2010-06-18 07:47 | 日々 | Comments(0)

裂織りマット


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今日は暑くて、この夏初のアイスコーヒーを10杯つくる。
子供もプール開き前の「着替えの練習」の授業で、水着セットを学校に持ってゆく。

仕事の大きな山を越えたので、そろそろ "ており講座" を開いて裂織りマットを織ってみようかと考え始めていた矢先、本日の暑さで工房の夏の暑さを思い出す(特に午後の西日)。

私一人の時は、夏の前半はサウナで織物をするイメージを膨らませてダイエットに励み、真夏は12畳の工房に6畳用の非力なエアコン+扇風機でしのいでいる。1部屋に2~3人が織物をするのに対応できるだろうか・・


by tass-blog | 2010-06-16 18:07 | テキスタイル | Comments(0)

挽物師


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挽物の仕事は専ら挽物師の岸本さんに依頼している。
うちに木工旋盤などの専門機械がないこともあるが、もともと指物と挽物に求められる技能は違うので、一般的な家具の仕事の場合は基本的にお願いした方が良いのである。

挽物業は、家具はもとより建築、仏具、食器、人形など、多岐にわたる文化と深く関わってきた。
岸本さんは静岡挽物業界のホープ。ぼくらと同世代ながら二代目としての安定感があり、旺盛な好奇心と面倒見の良さから、地元でもの作りに関わる若手の中心的存在でもある。
作家としての活動も精力的で、陶芸家の奥様と共に自宅兼工房の一画のギャラリーで作品を常設展示している。


by tass-blog | 2010-06-15 01:13 | 家具 | Comments(0)

sahanji+ 「カゴ+布展」


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今日から大阪の木テーブル・アトリエ さんにて行われる、
sahanji+さんの 「カゴ+布 展」

6月12日(土) - 6月27日(日)
13:00 - 18:00
会期中の休業日 16日(水)・23日(水)


「様々な天然素材のカゴ細工と、カゴにまつわる布との組み合わせをお楽しみ下さい。」
                                                @ sahanji+

カゴ   -あけび  -くるみ  -竹  -籐  -ぶどう  -マタタビ  -柳
    -相原暦  -中島寛子  -tass  -LULU  -mitsou  -nagibotan


tass textil も布部門に参加させていただきます。



by tass-blog | 2010-06-11 21:03 | テキスタイル | Comments(0)

上等な布


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リネンのコースター&ティーマットのために織った布。切羽詰まって出来上がった写真を撮る余裕が持てなかったので、織り上がった直後の写真を。

明日から始まる、 木テーブル さんで開かれる sahanji+ さんの 「カゴ+布 展」 に布部門の一人として参加させていただきます。作り手の私は、ひと足早く半年ぶりに気持ちの休息。本当は大阪に見に行ってみたいのですが・・

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土壇場で河村さんにアドバイスしていただいた " 色違い・セット " で制作。
1色で見て上等さを味わい、
2色一緒に見て、楽しさを味わう。

リネンのつまった真っ直ぐな布は見て触るほどに上質で、思いがけず少し自信がつく。


by tass-blog | 2010-06-11 20:48 | テキスタイル | Comments(0)

板葺きの教会


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スウェーデン南部に位置するスモーランド地方の、森の合間のとある小さな村の教会。
屋根も外壁も板葺きで、鱗のよう。
葺板の形状に変化をつけて施された屋根の装飾が、やわらかな陽の光に陰影をつくって、のどかに美しかった。


by tass-blog | 2010-06-10 23:29 | | Comments(0)